子宮頸がん治療から5年で後遺症や今も続けていること【がんサバイバーのリアルな現実】

デリコです。^^

最近、1年おきの投稿になっててすみません(汗

めちゃくちゃ元気です。^^

ついに、治療スタートから丸5年が経ちました。

5年前の今ごろは、治療がスタートしたばかりで同時進行だった抗がん剤治療の初回の日程が大晦日に控えていました。

子宮頸がんのステージ3Bの診断と治療方法の体験談【放射線治療編】

当時2019年の年末は、あの未知のウィルスコロナがじわじわと広がっているタイミング。

そんなタイミングだったので忘れようにも忘れることがないんです。

あれから、5年。

私は生きてますし、元気にお仕事もしています。^^

子宮頸がんの告知を受けたのが2019年で、ちょうど50歳になった年。

今年、55歳になりました。

実は、今も後遺症とは付き合っていて、完治したものは何一つありません(笑

直腸からの出血もありますし、膀胱からもたまに出血します。

それでも、元気ですから、これで良しと自分でしています。

今日は、久しぶりの投稿ですが、現在も残る症状のことと、やはり私らしく「今」にフォーカスして、
これまでに新しく始めた体に良いこと、現在も続けていることをお話しますね。

今も残る後遺症

①下痢(治療中から)

②直腸からの出血(治療後2ヶ月くらいで発症け)

③膀胱からの出血(治療後2年くらい発症)

下痢は治療中からずっとひどかったのですが、今も腸の働き(直腸)は弱いです。

なので、食べるものやお腹を温めるなどで、対策していますが、下痢止めなど一切使っていません。

そして、がん治療終了後、発症したタイミングはそれぞれですが、出血というのは、実は、放射線治療によるやけどで、内臓の内側の粘膜がただれている状況です。イメージできますかね?

だから、出血と言っても、その粘膜が剥がれる際に血液も出るということで、内臓からの出血とは明らかに違いますし、ゼリー状の固まりも一緒に出てきます。

別に、内側の写真を撮ってもらったわけではないんですが、どちらも、検査治療や検査のみを直腸2回と膀胱1回やってもらっていて、その時にドクターが言ってましたから(笑

特に、泌尿器科のドクターは私の膀胱の内側を診た時に「こりゃひどいな~~」って何度も連呼してましたからね(失礼すぎw)

最初の頃にやってもらった検査治療は、内視鏡を入れるもので、直腸の方は、全身麻酔。膀胱の方は部分麻酔でやりました。

それ以来、二度とやっていません。麻酔も嫌なので。

結局、直腸もお尻から入れる高額のお薬を使ったりしたものの、変化は乏しかったので、やめて、膀胱もなんか飲み薬をもらったのですが、一度も飲まず捨てました(笑

幸い、どちらも痛みはないのでうまく付き合っていくと決めています。

でも、出血してるのそのままやばくない?って思いますよね。

鉄分サプリは飲み続けてます

出血の対策としては、輸血も一度経験するというやらかしをしてますので、鉄のサプリメントは飲んでいます。

ドクターが処方してくれる鉄剤とは違い、サプリなので効果は弱いかもしれませんが、これで済ませています。

基本、元気なのでま、いいかな、というところです。体の声に忠実につきあっています。

何を食べないのか

当時、最後の10日くらいはにんじんりんごジュースと梅干、生姜紅茶以外は、口にすることができませんでした。

あの時には、最初の3ヶ月は、4足歩行の動物のお肉などもいろいろ制限していましたが、今は、基本的に何でも食べています。

それでも、4毒と騒がれている「小麦」「植物油」「乳製品」「甘いもの」のうち、「小麦」は完全に除去した状態で今は続けています。

1年前くらいに、少し小麦のものを解禁したものの、調子が悪くなってやめました。

乳製品もチーズはたまにパスタにかけて食べちゃってますが、それ以外はほとんどとりません。牛乳も完全に飲んでません。

そもそも子宮系のがんは、特に乳製品よくないので、心配するくらいならやめるのが一番ですね。

もともと甘いものはそんなに必要ない私は、乳製品除去も苦労していません。自分で焼き菓子やケーキなど作ることもないので~。^^

何を食べるのか(体に入れるもの)

逆に、何を食べるのか? なんですが、まだ油抜きができる和食オンリーにする、というのはできていません(苦笑

和食オンリーで炒めることをやらなかったらだいぶ違うでしょうねぇ。

アメリカ在住で、家族も夫は当然、息子もアメリカナイズされてるアメリカ人が和食を好まず、それだと食事を楽しめないのでどうしても彼らが食べたいものになりがち。

ただ、油は使うならココナッツオイルに、オリーブオイルはサラダドレッシングに使って生でいただく。お米はたくさん食べます。

お野菜がなかなかマンネリしてくるので、来年2025年はちょっと外国人も楽しめる和食、チャレンジしたいと思います!

運動と睡眠(カラダの温め)

私が足りていなかった「運動」と「睡眠」。

身体を温めるのに、お風呂という文化が日本にはありますが、ここアメリカだとそれも毎日とは行きません。

でも、ほぼ平日の毎日は夫と会社に近いエリアを散歩しています。ウォーキングというほど速くもないし、のんびり30分だけなので散歩です。

それと、毎朝「コアチューニング」という体を緩ませる体操をここ1年半ほど続けています。これは、深呼吸とともに行うもので、この深呼吸もとても重要な要素となっています。

ゆっくり呼吸する習慣、意外とない人多いと思うので、これはかなりおススメです。

肩甲骨を回したりするので、肩こりや首こりが慢性的になりやすい私のようなパソコン仕事の人は、もう必須ですね。そうじゃなくても、やると体が緩んで整います。

「コアチューニング」でググるといろいろ出てくると思うので、ぜひ試してみてくださいね~!

私も、詳しい情報はまた別の機会でお話しますね。^^

デリコ的ドクターや検査のかかわり方

実は、来年の2月中旬で、治療終了からも丸5年。

先日、11月に主治医の定期健診に行きまして、異常なしだったのですが、もう一回半年健診が4月にあります。

その後、治療後10年までは1年検診になるそうですが、次の4月で健診を最後に、もう行かないことにしようかな、と考えています。

私の主治医は、子宮頸がんの場合、触診だけで、血液検査とか一切やりません。

毎回血液検査するの、日本だけなのかもしれないです(苦笑 なので数値で一喜一憂することもなく快適です。

CT検査などの画像検査も、最初の数か月に2回ほど受けただけで、その後は基本的に拒否してきました。

検査費用がエゲツナイ料金なので、やってられませんでした(苦笑

なので、近藤誠先生の言いつけ通りw 病院とは縁を切った人生にシフトしていく予定です。

【まとめ】子宮頸がん治療から5年で後遺症や今も続けていること

がんサバイバー5年のリアルな現実、いかがでしたでしょうか?

家族も自分も元気で毎日よく眠れて、食べて、動けることが何よりも幸せなことですね。

それだけ気を付けていたら、逆に健康には何の心配もないと思います。

多少の不具合にあまりフォーカスしすぎず、余計なお薬や検査などで翻弄されることもなく、ゴキゲンで毎日生きる、というのが大切だなって感じます。

がんだけじゃなくて、慢性疲労や、ちょっとした不具合も、この「食・睡眠・運動」でかなり改善するはず。

ここまで生きてこれたのは、あの時に助けてくれた地元の日本人仲間や、家族の愛あるサポートと祈りが効いたからだと思っています。

自分自身も、心の持ち方を工夫していたのはあるので、その辺の話もこれからまたしていけたらと思います。

 

 

コメントする

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA


error: Content is protected !!
上部へスクロール