こんにちは、子宮頸がんステージ3のキャンサーサバイバーのデリコです。^^
治療から約2年。おかげさまで毎日元気に過ごしております♪
3月に、主治医の診察を控えていますが、ここ数日、アメブロの「入院・闘病」ブログ記事をひっきりなしにアホみたいに読み漁ってました(苦笑
結果ですね・・・具合が悪くなりました(アホです)
というより、気分が悪くなり、スマホ画面を見続けていたのもあり、目もなんかしょぼしょぼしたり、頭もぼーっとなって、明らかにおかしくなりました。
完全に波動下がりまくりじゃん・・・
状態です(苦笑
もちろん、内容うんぬんも多少は原因かもしれませんが、スマホを長時間見続ける、ということがそもそもよくなかったということですね。
それにしても、アメブロの「入院・闘病」ブログの上位って、ほとんどがステージ4の方たち。その闘病生活はまさに「病と闘う人」です。
たまーに、私と同じステージ3の方がいて、その中でもたまーーーにとても前向きで、この人はきっと5年、10年と生き残れる!って思える人がいます。
私ももちろん、そっちのサバイバーでありたいと思っています。
でも、まずいな、と思ったのが、この上位にいる方がほとんとステージ4なんですよ。
こうなると
がん入院・闘病患者 = ステージ4
みたいな図式が知らないうちに刷り込まれてしまい、いわゆる洗脳されちゃってる気がするんですよね。
その中のほぼ全員が例外なく「痛み」「ツライ」「眠れない」「苦しい」みたいな症状を訴えていて、薬もその都度、飲みますから、こっちを抑えれば、別の問題がでるし、やめると問題は解決されても、別の痛みが出てくる・・・
デリコの場合
私も治療中は本当に苦しかったです。でも、1カ月半で終わりました。だからやり遂げることができました。
その後は、ゆっくりと回復に時間を使い、薬やドクターからは距離を置いて、食べるもの、サプリメント、瞑想などをして日々の生活で自分自身を癒していきました。
コロナ禍で病院へ行くことができなかったことも幸いしたと自分では思っています。コロナさえ、味方につけました。
本来、病気の治療というのは、そういうものじゃないかと思うわけです。例え、がんだったとしても。
延命治療は、もう、モグラたたき状態で、安息の時が全くないのです。むしろ、緩和ケア病棟などに入院している方が穏やかに予後を送っている感じがしなくもない(涙
検索しなくても、そんな闘病中のブログが次から次へとでてくるんだもの(汗 延命治療はQOLについては全く考えていませんよね?
そして
その闘病ブログを読んでる人のほとんどは、おそらく今現在健康で元気な人たちだと思うんですよね。
人間、自分がなるまでは、どこか他人事、だったりしますから。両親、がん闘病経験者の私であっても、そうでしたもん。
後は、同じくがんステージ4の闘病という、過酷な状況にある方たちが仲間意識からのお互い励ましあう、という目的で読んでいるケース。それはそれで意味はあります。
ただ、割合としては、当然、現在は健康で元気な方たちが圧倒的でしょう。
そうなると、
- いずれ、自分もがんになるかもしれない
- もし、なった時にいろいろわかった方がよさそう
- ただの怖いもの見たさ
みたいな思考で読み漁っていると思うので、変な悪い予測もできてしまう脳内が出来上がります。
無治療の方のブログも極たまーーーーにありますが、そのほとんどが、高齢だったり、いろいろ標準治療をやりつくした後の無治療だったりして。(私的には無治療とはいいがたい)
そして、またそんなブログが上位に上がってくることはほぼほぼありません。だいぶランキングを遡っていかないとお目にかかることはできません。
ステージ4となると、本当に過酷で、私のようなサバイバーは特に気分が悪くなるんじゃないかと思います。(リアル過ぎて(涙)
まぁ、結論は読まなきゃいいんだよね
この記事を書きたかったからなので、もう、金輪際、読まないと誓いましたよ。
私自身は、再発、転移の標準治療、延命治療は反対派のスタンスなので、これらのブログが上位を占めている現実が全くもってよろしくない気がしています。
私は近藤誠先生の書籍を、読み漁っているので、若干、近藤理論かぶれになっていますが(笑 治療してもしなくても、生きられる時間は同じなのかな、と改めて確認できたような気がします。
ステージ4と診断される方のがんは、近藤ドクターがおっしゃっている「本物のがん」に分類されるケースです。
ですから、大きくなる速さ、全身に広がる速さは本当に速いです。(それがなぜかは近藤先生でもわかりません)
確かに、抗がん剤で長い場合、うまくいけば2年くらいは担当医の予測よりも伸びるような気がします。
だから、本来、抗がん剤治療をそれほどやっていなければ、予後はもう少し良いのではないかと私は思ってしまいます。
やったことがないのだから、偉そうなことは言うつもりはありません。
でも、日本は何でもかんでもすぐに抗がん剤を使っている印象がどうしてもぬぐえないのです。
アメリカで同じ子宮頸がんステージ3で腫瘍のサイズまで6㎝と同じで治療を受けた私と友人。
手術ができなくて、放射線治療に補助的な抗がん剤(シスプラチン)を1か月半やってそれで終了です。(その後は経過観察中)
私だけは、その後の予防的な抗がん剤が提案されていて、本当にやるつもりだったのですが、保険会社の許可が下りずに、ドクターが諦めて中止になったまま、その後は何も治療していません。
放射線治療をやった上に、もし強い抗がん剤治療をやっていたならば、ただでさえ放射線治療の後遺症がある私ですから、直腸や膀胱に穴が開いたり、癒着などもあったかもしれません。いまだに抗がん剤の毒素が抜けない体を抱えて生きていたはずです。
治療から、まだ2年ですが、私は子宮頸がんになる前の元の生活を送っていますし、友人も、パートを始められるくら元気になりました。
もちろん、放射線治療の後遺症だって小さいものから、大きなものまでありますから、完全に健康体とは言えないかもしれませんが、定期健診以外のドクターに通っているのは、出血がある私の方だけで、友人の方は定期健診のみでこの2年間過ごしています。
日本でも、ステージ3の方は、私たちよりももっと厳しいことを言われて、手術、抗がん剤、放射線治療とすべてやっていたりしますが、割とお元気な方も多いのがわかって嬉しかったです。
全身や骨転移でも、延命治療での抗がん剤は、副作用がすごくて、結局、QOLを下げてしまうと思うので、自分の身体の力をもっと信じて、苦しくない、いたくない方法を取り入れてみることを提案したいと思うのです。