こんにちは、デリコです。^^
子宮がんに良い食べ物って何?
ということで、私の経験則ですがお話していきます。
まずは、人参りんごジュースは、子宮頸がんになる前から飲んでいたのですが、このジュースを昔から推奨しているドクター石原の本は何冊も読んでいました。
そして、実際に子宮頸がんになってから別のドクターの食事療法の本も読み漁りました。
私が読みたいと思った食事療法に特化した本というのは意外に少ない印象でした。
またその本の中から、自分がピンときたものは片っ端から実践しました。
だから
免疫力が上がったり、がんの力を弱めるのに効果があるのであれば子宮頸がんにこだわる必要はないかな?!
そもそも、子宮頸がんになる人って、他の部位に比べたら女性しかならないので、全体数からみた割合はとても少ないです。当たり前ですが。
ただ、子宮頸がんになってる人は増えているらしいので、よろしくない傾向ではあります(汗
だから、子宮頸がんに特化して食事療法を調べても、役に立ちそうな情報を得るのがなかなかむずかしかったです。
そういうわけで、治療前、治療中、治療後では、考えも変わっていく中で、食べるものが多少は変っていったので時系列でお話していきます。
食事療法にこだわろうと思った理由
私は、人参りんごジュースを飲んでいたのに子宮頸がんになりました。 石原先生の人参りんごジュース飲んでてもがんになった!とちょっとショックもありました(汗
でも、他に穴はなかったのか?と自己分析したところ、私の子宮頸がんになる前の食生活は
人参りんごジュースと朝ごはん抜きをしっかりやっていることで、安心してしまったのでした。ある意味、自業自得(汗
治療前から食べていたもの、避けていたもの
治療前に調べてみて良さそうなものは日々取り入れていきました。
結局、治療を受けて副作用で辛くなってきてからは、自分で料理が出来なくなってしまい、食べることさえできなくなったので、その都度体調に合わせて食べるものは変化していきました。
ただ、治療前と治療後食べられるようになってからは、それほど大きく変わっていません。
積極的に食べていたもの
- 人参りんごジュース(スロージューサーで手作り)
- 野菜ジュース(スロージューサーで手作り)
- 野菜 ⇒ キャベツ、ブロッコリー、玉ねぎ、セロリ
- 海藻類 ⇒ わかめ
- キノコ類(マッシュルーム、しめじ)
- 魚介類 ⇒ サーモン、えび
- 肉類 ⇒ 鶏むね肉、鶏もも肉
- 果物(グレープフルーツ、オレンジ、イチゴ、ブルーベリー)
- お豆腐、豆類
- 野菜スープ
食べるのを避けていたもの
- 小麦などの淡水化物を含む糖質(白米、そば、玄米パスタ、キビ糖、黒糖とはちみつはOK)
- 四足歩行の動物の肉(治療後3ヶ月まで継続)
- オメガ9の油(コーン油やキャノーラ油)、バター
- スナック、ケーキ、チョコなどのスイーツ全般(和菓子は制限しつつたまにはOK。できれば手作りのもの)
- 塩分(治療半ばまでで中止)
- 乳製品(ヨーグルトやチーズ)
治療中に食べたもの
治療の中盤までしか食べられず、後半は1日1~4個くらいの梅干しのみになってしまいました(涙
- フォー(ベトナムスープ+麺の料理)
- 梅干し
- おかゆ
- イチゴ、ブルーベリー
- 野菜スープ
治療後から食べているもの
- 治療前から食べていたものはほぼ全部復活
- 治療後3ヶ月目からは赤身の肉は少しだけたまに食べるように(今後も変更あり)
- ココナッツオイル
食事療法はきちんと食べられることが前提である
治療前から気合を入れて食事療法に取り組んでいました。治療中の副作用が少しでも緩和されて欲しいという願いからです。
それでも、いざ治療が始まって、食欲は全くなくなってしまいました。特に中盤以降、後半は全く食べられず、梅干しを食べるのが精いっぱいでした。
実は、ゲルソン療法を参考にしている食事療法は、塩分は控えた方が良いとたいてい本に書いてあり、それを最初は守っていたんですが。
でも、塩気のない食事は本当においしくなかったです(涙
それもあって、何も食べられなくなった時に、はたと
食べられないのに、食事療法でいろいろ制限するなんて、無理じゃん・・・
と、気が付いたのです。(遅すぎ~)
そこで塩分制限はやめました。(一度は採用したけれど中止して今もやっていません。)
塩分制限については、なぜやめたのか?については、話が長くなるので別の機会に譲りますね。
食事療法は「食べられることが大前提」で成り立つものです。ここかなり重要です。
実際に治療中はみるみる体重は落ちて、最終的に10キロくらい落ちました。
下半身はまだ学生時代にテニス部で鍛えていたから良かったですが、上半身は無残ですねぇ・・・(涙
現在は、半分ちょっと戻って、後4~5キロ増が目標です。(⇐執筆時点で)
治療が終わった当時は糖質制限が効いたのでは?と思っていた
カラダがキツくてしんどくて仕方なかったけれど、治療の効果がバツグンだった背景には「糖質制限が効いたのかも」と夫とは話をしていました。
アメリカでも「Keto Diet」と呼び、糖質を制限することはがんに効く!という話は割とメジャーです。
ところが!
その後に、別のサイエンスの切り口から食事健康法に詳しいドクターは「糖質制限はがんにもよくない!脂質を減らせ!」みたいな情報もあったんですね(汗
なので、実際には、糖質制限が効果があったのかどうかは、謎となってしまいました(汗
間食は相変わらずフルーツにしています。
参考にしていた食事療法の本は?
ほとんど書籍からしか、情報が得られないので、片っ端から読み漁って、参考にしたのが以下のドクターの書籍でした。
- ゲルソン療法をベースにした日本人ドクターの食事療法(著者:ご自身もガンサバイバーの星野仁彦ドクターの【ガンを食事で治す星野式ゲルソン療法】)
- ゲルソン療法をベースにした日本人ドクターの食事療法(著者:がん外科医の済陽高穂ドクター【図解 今あるガンが消えていく食事】)
- 糖質制限を推奨するドクターの食事療法(著者:宗像久男ドクター, 小林英男【ガンは5年以内に日本から消える!】)
- 一日2食で人参りんごジュース+和食を中心にする食事療法(著者:石原結實ドクターの【「食べない」健康法】)
結局、今も継続しているのは、③と④ですね。
ゲルソン療法系の食事療法はなぜ止めたのか?
ゲルソン療法系の食事療法は、塩分を控える療法なんですが「減塩しお」というようなそれってそもそも塩なの?という自然のものではないものを、通常のお塩の代わりに使うという考えに疑問を持ったから、というのが一番大きかったです。
医学系のドクターが書いた本とは言え、栄養学をしっかり専門的に学んで生業にしているわけではないでしょうし(要するに専門外なので独学)、ドクターとはいってもそこまで極めていないというのが現実なのかなと思いました。
書籍や論文を読み込んで勉強するのは、やるかやらないかであって、極端な話、私やあなたのような一般人でも可能であると言えるわけですからね。
また、自然な質のよいお塩の方が「減塩しお」よりは体に良いと私は思いましたので。
そして、かなり厳しい食事制限があるので大変で挫折したと言ってもいいですね(苦笑 美味しくないと続きません、はい(涙
石原先生も玄米、野菜を中心とした和食を推奨していますが、塩分は普通に、むしろ質の良い塩ならきちんととるべきくらいの話をされてましたので、そちらを採用したという感じです。
さらに、ゲルソン療法自体がかなり昔の療法であることと、抗がん剤治療登場前の食事療法だったので、今のように抗がん剤や放射線治療で体がダメージを受けていないことが前提で効果があるものと自分なりに結論づけました。(私は標準治療をした身です)
また、最近の私は、これらの食事療法に限らず、いろいろな代替え療法で治ったということは
結局、何もしなかったから(特に抗がん剤治療)「完治や寛解に至ったのだ」という考え方もできるのでは?!
と思うのです。(近藤理論的な解釈)
なぜか、一番しっくりきますね(苦笑
あれが効いた、コレが効いた、という点にフォーカスしてしまいますが、ほぼ全ての「完治した!」的な話って、抗がん剤治療をやってない、やめた、というのが唯一の共通点なんです。
まとめ:子宮がんによい食べ物とはお米と野菜とよい油とよいお砂糖と塩っけ
最終的に、今は、お米(玄米:五分つき)野菜を中心に(なるべく生より調理する)どの油を使うか、どの砂糖を使うか、塩、みそ、醤油などの日本人の身体が欲する良い塩っけをきちんと摂ることを基本におきつつ、ご飯とみそ汁を毎晩食べるように心がける食生活を続けています。
お肉は、基本的に鶏むね肉、他のお肉は食べるなら赤身にします。
そしてお豆腐や豆類、納豆などでたんぱく質を摂るようにし、みそ汁は特製みそを作って欠かさず食べます。^^
今は体重を増やしたいという気持ちもあるので、食べ過ぎに注意しながらしっかり食べるように、お腹が空いたら間食にはフルーツにしています。
いろいろな情報があるので、どれかひとつに絞るのは難しいですから、いいとこどりで体調が良いと感じる自分の身体に合ったものを見つけて継続しましょうね。