こんにちは、デリコです。^^
がんでも長生きするホントのところが理解できたのは、多数の書籍を治療前、治療後、現在に至るまで大量に読み漁り、実際に自分でもやってみての成果や他の生き延びている人達の体験談を知ったからです。
治療直前に読んだのがほとんどでがん関係の書籍は軽く、20冊は超えていると思います(苦笑
その後は、ボチボチおもしろそうな本があれば読んでいますが、治療前ほどじゃないかな。
実際に存在するがん関連書籍はアマゾンで10万冊以上あるみたいなので、私が読んでる量も大したことありません。
ちなみに、ネット上では、ほぼほぼ標準治療の情報しか得ることはできないと思います。標準治療の情報はいくらでも出てきます。
つまり、みんながやってる標準治療がやりたい人が観るためのものです。
でもそれは、必ずしもQOLを高く「生きるため」に役立つものではないことも大いにあります。私が実際に閲覧してみての感想です。
厳しいことを言うようですが、発信側としては、自分がやった治療が最善の選択で、他の方にも役立つに違いないし、仲間が増えたら心強いとココロのどこかで思っています。
もちろん私だってそうです。サバイバーの誰もが思うはずだからわかります。
私が違うのは、日本の標準治療、特に抗がん剤治療に対して懐疑的であるところと、実際に補助の抗がん剤はやってしまったけれど、それ以外の追加の抗がん剤治療はやっていなくて、今、2年経って元気でいることことです。
辛い副作用は最初の治療の時のみで、後は、治療の後遺症は残っていますが、痛みや不快感はない出血だけなので、処方された鉄剤を服用しています。
標準治療をやった側の西洋医学的には、この後遺症に関しては特にこれといった治療方法がなく、基本は自然治癒を待っている状況です。
でも、何もしないのも心もとないので、私が勝手に見つけた日本人の東洋医学専門ドクターに漢方薬を処方してもらっています。
たくさんの本を読んで、自分でも最初は標準治療し、一方で追加の抗がん剤治療をしなかった体験から、私が最終的に悟ったことがあります。
それは、どのステージでも、ステージ4やもう治療ができない、したくない人でも、生き延びている人の共通点はたったひとつ「抗がん剤を一切やっていない、途中でやめてその後一切やってない」ってことです。
ちなみに、悪性リンパ腫(白血病)は、抗がん剤が良く効くがんの種類なので、発覚時から誰もがステージ4ですが例外です。(元フジアナウンサーの笠井さんが好例ですね!)
また、標準治療を悪だとして、手術を拒否。代替え治療としてなんだか高額な治療とか、食事療法も確かに利くのかもしれませんが、最終的に、たくさんの体験談を読んでわかったことは、全員が「抗がん剤治療をしなかった」「つらくて途中でやめてその後は一切やってない」ってこと。
それほど多いデータではなけれど、どんな本を読んでも、そういった「がんから生還した!」みたいな話で共通しているのは、これだけなんです。
実際に、その方が信じて取り入れた食事療法や制限が確かに利いたかもしれませんが、一番は、抗がん剤をやらなかったこと、だと私は思います。
これはあの、近藤誠ドクターもおっしゃっていることですが、彼が言ってるからだけではなく、そういった体験談を片っ端から読み漁っての結果です。
だから、何か1つ「がんに効く!」みたいな話にすがりついたとしても、抗がん剤をしながらでは意味ない、って私は感じています。
では、そこへ至る経緯など、自分でも実践したことの体験談を交えてお話ししていきますね。^^
読んだ書籍紹介(簡易版)
読んだ中で参考になったものをざっと書籍名だけ、ご紹介しますね。
- 「呼吸法」でガンは流せる。(デリコ評:★★★★★)
- 図解 今あるガンが消えていく食事(デリコ評:★★★★☆)
- 副作用が出ないIPT抗がん剤療法 がん治療の常識が変わる!(デリコ評:★★★★★)
- 治るという前提でがんになった 情報戦でがんに克つ(デリコ評:★★★★★)
- ガンは5年以内に日本から消える!(デリコ評:★★★★☆)
- 最強の野菜スープ(デリコ評:★★★★★)
- ガンを食事で治す星野式ゲルソン療法(デリコ評:★★★★☆)
- がんが自然に治る生き方(デリコ評:★★★☆☆)
- がんが消えた―ある自然治癒の記録(デリコ評:★★★★★)
- 喜びから人生を生きる!: 臨死体験が教えてくれたこと(デリコ評:★★★★★)
- 近藤誠の「女性の医学」(デリコ評:★★★★☆)
- がん患者よ、近藤誠を疑え(デリコ評:★★★★★)
- 「延命効果」「生活の質」で選ぶ。 最新 がん・部位別治療事典(デリコ評:★★★★☆)
詳しいレビューはここでは長くなってしまうのでまた別のページに譲ります。
まず、どうしてがんになったのかを自分なりに府に落とす
私の場合は、特に睡眠不足とストレスと運動不足が大きな要因だったと思ったので、そこはしっかり頭に入れておこうと思いました。
がんってそもそも免疫疾患だという考えなので、免疫が下がった原因は、免疫力となる細胞の活性が力が弱く不十分だったということなんですよね。その原因って、睡眠や食事にあると理解しました。
私の場合は、食事の問題ももちろんありましたが、特にこの睡眠をちゃんととっていなかったのは大きかったと今でも思ってます。
実践するかどうかの判断基準と実際に行ったこと
私が代替えの治療や食事療法などで取り入れるかどうかは、にんじんリンゴジュースの石原ドクターの免疫力アップのための話を軸として「食べ過ぎない、カラダを温める」を心掛けていました。
また、子宮頸がんを含む、女性特有のがんの場合は、ホルモンの関係が原因であるケースも多いので、もともとそんなに取っていませんでしたが、ヨーグルトは好きだったので、その手の乳製品は1年あまり禁止していました。
それ以外にできることは何かあるのかな? そう思って書籍でいろいろ調べたのですが、ステージ3の場合に有効なものってことで、発覚から3ヶ月あまり四足動物の肉を避ける、糖質を避ける、はがんばってみました。
その後、お肉に関しては、鶏肉は取り入れてましたが、4足歩行の動物のお肉も少しずつ赤みの肉からスタートし、今はお魚や鶏肉中心ですが、基本的に何でも普通に食べています。
以前はよく食べていた加工肉は、がん発覚から一切食べていません。
とにかく、無理なく、美味しく続けられることが大切だと思って、やってみて続けられそうだなってことは続けたし、塩分制限など無理なものは簡単にやめました(笑
塩分制限に関しては、極力、どんな塩が入っているのか怪しいインスタントものは避ける、ドレッシングなど便利だけど自分で作れるものはがんばって作る、ってことと、使うなら自分が持っている自然の塩を使うように今も心がけています。
食事療法の盲点
実は、抗がん剤をやることで、副作用から食べられない事態になる方もいるはずです。私はそうでした。そんな時に、アメリカも医療現場のナースやドクターからは「なんでも食べていいから体力つけてね」と言われます。
なんか甘い系の栄養ドリンクのようなものとかすすめられましたし、とにかくカロリーの高いものを食べなさい、って言われました。卵すら食べられなかったので本当に重症でしたよね(苦笑
下痢で脱水症状になったので、それでもしんどかった。だから、梅干しだけは食べたくなったし、食べられたのだと思います。
患者側もドクターに言われたら、当然必死なので、食べようとしますよね。でも私は話半分で、私の身体の声を優先しました。
また、アメリカの抗がん剤治療は、がんセンターの治療室、みたいなところに直接患者が行き、そこで担当ナースとやり取りするだけです。週一の6回の治療の間、一度も主治医には会いませんでした。
なので、特に下痢がひどくてね~って会話くらいしかしなかったように思います。
私はそんな少量の抗がん剤投与だったにも関わらず、副作用はホント辛かったです。放射線治療と並行だったので下痢がひどく、脱水症状になったことがしんどさを加速させたのかもしれません。
また、抗がん剤で気持ち悪いのもあって、やる気も、気力もすべてなくなって、治療の後半1/3くらいは食べられたのは1日数個の梅干しのみ。
そもそも、食べられないのに食事制限のある食事療法は無理があるな、とその時思ったんですね。
なにしろゲルソン療法などの食事療法は、塩分制限がありました。そうなると「梅干し」食べられませんよね(涙 なのでその時勇気を出して塩分制限をすることを諦めました。
それと、塩分制限をするのに食塩風の「作られた塩」的なお塩の使用を推奨している先生もいたことで、ちょっと自然じゃないな、と思ったのもゲルソン療法を取り入れなかった理由です。
もとがん外科医のドクターや、実際にご自身がサバイバーのドクターの書籍の中にある、患者さんの事例は参考になりましたが、その塩分制限の考え方はちょっと鵜呑みにはできませんでした。
代替医療の賛否を自分で考える
代替医療もいろいろ調べて出てきたのですが、アメリカで同じものを探して見つけることはできても、なんだか現実的な金額じゃないこととその費用の捻出が難しいと思ったこと、なので諦めましたね。
お金をそんなにかけなくても、自分でできることを毎日やった方がよっぽど現実的で効果がありそうだというのが私の直感でした。
でも、例外でひとつだけ取り入れてもいいなぁと思ったのが先の書籍の中にもあった【IPT抗がん剤療法】というものです。まだ新しい治療法で、保険も適応されないようなので、今後どのように広がっていくのか注目しています。
取り入れた免疫力を上げる方法
治療当時にできたことは、本当に少なくて、それでも、ステージ3という診断が下ってリンパも腫れていた私のそのすべてがキレイになくなったということは、このやり方は結果的に意味があったと思っています。
- にんじんリンゴジュースを毎朝400cc(治療前からそのまま継続)
- 梅干し
- ほぼ断食(治療の後半1/3は毎日。2週間くらい?)
- 精油を足の裏に塗る
- 瞑想(治療の前半のみ)
- お肉制限
- 糖質制限
- 半身浴
治療後から始めたり、現在も継続している方法
- にんじんリンゴジュースを毎朝400cc
- オーガニックの緑茶(煎茶パウダー)
- 半日断食(治療前から毎日)1日2食
- 精油を足の裏に塗る
- 波動(エネルギー)の調整(ホリスティックドクター通い)
- お灸
- 漢方薬
- 甘いものはほとんど食べません(食べたくない)
- 足湯
- 半身浴(時々)
まとめ:がんでも長生きするホントのところがわかった
私の中で、がんでも長生きしている人の唯一の共通点が「抗がん剤をやっていないこと」です。
手術や放射線治療はやっていたり、いなかったりですが、これはほぼ100%でした。
一方で、抗がん剤などの治療をしっかりやりつつも元気でいらっしゃる方も稀にいらっしゃいます。でもこちらの方が少数という印象です。
おひとりだけ抗がん剤までがっつり治療を受けてしまった方で、有名な方がいるんですが、その方は、ずべての治療をやっています。放射線治療も、抗がん剤も。
でもそれでもその後20年以上生きておられます。(一説では、腎臓がんという、中でも割とおとなしいがんであったのと、腎臓は二つあってそのひとつを手術で取り除けたからだ、とも。)
大切なのは、「自分とは違う」と思わないことです。
人間の体のしくみは基本的にみんな同じはずです。違うのは、生活習慣が違うからですよね。だから私も子宮頸がんになってしまいました。
であれば、治った、克服した方の生活習慣を真似るのはごく自然で当たり前のことだと私は考えています。
抗がん剤を拒否して生き延びている人がいるのなら、私はそっちをマネして生き延びる!って考えるだけのことです。