癌ブログをアメブロで読んでみれば今の治療がわかる?

こんにちは、子宮頸がんステージ3の治療から2年のデリコです。^^

本日は、アメブロでは大きな声では言えない話をしていきます(苦笑

すでに癌の闘病ブログを書いていらっしゃる闘病されている方には、冷たいようですが、私の声は届かないだろうし、届ける必要もないのかな? と思ったので、この自分のサイトでお話ししていきます。

もちろん、その方たちにも、早い段階で届いたなら、もしかすると間に合うかもしれないので、それも踏まえて書いていきますね。

万が一、あなたが自分の症状で気になっていたり、がん告知されそうだとか、検査しただけの段階で、時間に少しでもゆとりがあったら読んでもらえたらと願っています。

アメブロの上位ブログはほぼ、癌ステージ3やステージ4の方の闘病記

アメブロジャンルで「入院&闘病」みたいなのがあるんですが、そこで上位に上がっているのが、ほぼがん患者さんの闘病記

しかも、ステージが3や4という状態の方たちの、壮絶な闘病記録です。

これがそもそも「がんって怖い」「がんって治らない」「ステージ4では余命が短い」みたいな固定観念がすっかり擦り込まれてしまいます。

ですが、そんなことを言ってる私でさえ、ついつい私自身も子宮頸がんのステージ3だったので気になって読んでしまうことが時々あります。しかも、子宮頸がんならばなおのこと読みたくなってしまいます(苦笑

私とほぼ同じ状態に見えても、治療は日本とアメリカでは微妙に違って、全く同じ診断で同じ治療という方には、今だお目にかかったことはありません。(アメリカではいます)

最近、私自身もアメブロの方の投稿を復活させて、日々更新しているのですが、一応「健康・ヘルスケア」ジャンルで投稿しているのですが、なんかおススメ記事みたいので私の画面に現れるのです。

一度でも、がん闘病記を読むと、テーマが関連するブログ記事がご丁寧に出てきちゃうアメブロのシステムみたいですよね(汗(まぁ自業自得)

それで、本当に気になったのが、

デリコはてな

ステージ3やステージ4でリンパにもがんがあるような私と同じケースにもかかわらず、がんがん手術をしているという現実です。

そして抗がん剤などの化学療法との合わせ技だったりします。(←私には恐怖でしかない)

しかも、そのほとんどの闘病記の方が治療を受けているのが、有名大学病院やがんセンターだったりします。(そんな私もアメリカのがんセンターです)

セカンドオピニオンも意味のあるセカンドオピニオンを

そもそもは、患者であるブログの執筆者のほとんどが、セカンドオピニオンと言っても

近くの市立病院 ⇒ 大学病院

くらいの違いで、ほぼほぼ同じような診断と治療方法になっていました。

もちろん、多少の違いはあるのかもしれませんけどね。

デリコ通常

私の中では、セカンドオピニオン以降は、いろいろ違ったタイプのドクターに診てもらうのが賢い選択だと思っています。

この際、全く違う角度から、がん治療を考えているドクターという意味ですね。

でも、実際にがん告知を受けるとセカンドオピニオンを受けるタイミングもなかなかむずかしかったり、家族がそれを許さない場合もあります。

そんな私自身はセカンドオピニオンは取っていませんが、日本へ今年里帰りしたら近藤誠ドクターのセカンドオピニオン外来に予約を入れたいと思っています(笑

私自身もキャンサーサバイバーで、治療後2年経って今も、今後はもうがんと関わらない人生にするために、自分のケアは欠かせません。

私はこっそり、なるべく近藤理論を取り入れて経過観察も過ごしているので、それが間違っていないかどうかも再確認してみたいというのがあります。

デリコ汗

私の場合、結果的に、近藤先生の推奨する放射線治療がメインの治療になりまして、一緒に受けた抗がん剤治療がやらない方が良かったみたいです(汗

最終的な治療や手術の判断は自分がするわけですから、そこへ至るまでの気持ち(ココロ)や思考(脳)がどうあるかは大切です。

ただ私は近藤誠ドクターの本はたくさん読ませていただいていて、ある程度は頭の中に知識としてインプットしてありました。

また、私の中で頼みの綱は、日本人ドクターや当事者の書籍で、今も生き延びている人の事例でした。

セカンドオピニオンの代わりにそういった若干常識はずれの見解を示しているドクターの意見を決断する際のセカンドオピニオンとして利用しました。

デリコ通常

これはのちに、免疫療法として標準治療を裏で支える存在になったと自分では感じています。

それでも、がん治療を頭から否定はしませんから、最初に標準治療を拒否するのか、受けるのか本当に悩みましたよね。

結局は、私は夫の強い希望もあり、またドクターの私の質問に対しての答えが明確にきましたので、その治療を受ける決断をしました。

私の質問はですね・・・

デリコはてな

もし、先生が同じ病気になったら、この治療をしますか?

です。

そうしたら、間髪入れずに

他の人通常

「します!」妹がなっても同じ治療を勧めます!

とおっしゃったので。(↑なんて意地悪な質問なんだwww)

提示された治療方法を当たり前と思わずに何でも疑問を持つ

何でも鼻から疑え、という話ではありませんが、うのみにするのはどうかと思うのです。

闘病記をいくつか読ませていただきましたが、私のドクターでも

他の人通常

あなたの場合、腫瘍のサイズが大きいし、手術をするとリンパ節にあるがん細胞が暴れだしますから手術はできません

と言って、放射線治療と補助的な抗がん剤(少量のシスプラチン)の同時治療、になりました。

補足シスプラチンは昔からある抗がん剤でまともに投与すればかなり辛い副作用がでる毒性も強力な抗がん剤(のちに薬剤師の友人に確認)

日本の医療業界の傾向として、ガイドラインと言っても、日本独自のガイドラインが勝手に存在していることもありえるのですが、とにかく手術をして取ってしまえば、もう大丈夫!という風潮があります。

これはもう、洗脳と言ってよいレベルです(苦笑

参考追加の抗がん剤治療が中止になった際に読みまくったガイドライン

このようなものもありますので、自分の治療が本当に自分にとってベストなのかどうかを知るというのも大切です。

私が日本の方の闘病日記を読ませていただいて感じたのが、

  • 抗がん剤をして腫瘍を小さくしてから手術
  • 放射線を当てた後にまた強い抗がん剤を使う
  • それで小さくなったらまた手術

などなど、もうとにかく体をこれでもか!というくらいに切ったり、抗がん剤という毒をあれこれ入れたり、放射能を不要に浴びせるなどということで、痛めつけるような治療法だけをみなさん知らずに受けていらっしゃることに、本気で怒りさえ覚えました。

しかも、これをやられている患者さんは、今回の話の中心であるステージ3やステージ4の方たちです。

中には、ステージ1とか2くらいの診断で、実際手術して、その後すぐに肺へ転移してしまって、そこからずっと治療の日々を過ごしていらっしゃる方もいました。

今でこそ、本物のアグレッシブながんは切ったら暴れだす、というのは常識ですよね?! ドクターじゃなくても知ってる人多いですよ。

つまりは、ドクターでも、手術してみないとわからない、なんていう診断だったなら、即、別のドクターにセカンドオピニオンをお願いした方がいいですね。

デリコ怒る

日本だと、私のようにステージ3でも、またステージ4でも、転移や再発したがんにも、手術や抗がん剤をどんどんやっているのは、違和感でしかありません。

まとめ:癌ブログをアメブロで読んでみれば今の治療がわかる?

闘病記を書かれている方たちも必死ですし、嘘を書いているとは思いませんからわかることはわかります。

でも、ホントにそれがあなたにとっていいのか?ははなはだ疑問です。でもやっぱりアメリカから見ると間違いだらけにも見えますけどね。

私の主治医は

他の人通常

この治療は標準治療だから、あなたの国でもやっているはずよ

と言ってましたが、いやいや日本をなめちゃいけない、って思いましたよね(汗

引き合いに出してもいいと思うのですが、この2年間のコロナ騒ぎで、どれだけ医療業界が汚れているのか、表に出てきだしました。がん業界は、もうずっと前からそのようですから、自分の身は自分で守るしかありません。

母も父も、そう考えると、アグレッシブな中でも悪性度の強いがん、本物のがんだった可能性はあります。でも、二人とも、手術、抗がん剤、父の場合は放射線治療もすべてフルコースでやってますから、これも今の私には疑問が残っています。

生きることに執着してしまう気持ちもわかります。

家族を悲しませたくない気持ちもわかります。

でも、最後は、自分のカラダですから自分で決めていいと思うのです。

その際に、参考にしてほしいドクターが、やっぱり近藤誠ドクターです。

ちなみに、食事療法に関しては、全く信じていらっしゃらないので、そこは私は近藤先生とは話は合わないなぁと思っています(笑

いろいろ批判する方もいますが、自分の利益だけのために、医療業界をすべて敵に回すようなことする必要はなかったと思うのですね。

セカンドオピニオンはなんか勇気が出なくても、たくさんの書籍を出版してくださっています。それを読むだけでもいいと思います。

実際に、放射線治療専門のドクターですし、アメリカ留学の経験もありますから、海外の情報もいち早く取り入れていらっしゃいます。またがん専門に慶應義塾大学の医学部を卒業後は、同学部の放射線科で治療を現場でずっとされてきたんです。

ちょっと過激な発言も多い方ではありますがw、嘘はないと私は思っています。(結局、お金儲けのためだとか言う人もいますが・・・)

特に、治療で迷った時に、参考になりそうなこちらの本は一家に一冊あれば、いざって時の助けになると思います。(治療後に買った本です)