好酸球性副鼻腔炎(こうさんきゅうせいふくびくうえん)何それ?

こんにちは、喘息咳がにんじんりんごジュースで治まったデリコです。

いきなり「好酸球性副鼻腔炎(こんさんきゅうせいふくびくうえん)」って
何それ? 食べられるの? みたいな難解な病名ですよね。^^;

これって、今や難治病に指定されていて、申請すれば
国から補助金がもらえる病気です。

すごそうな病名ですが、簡単に言うと、今のところ
副鼻腔炎(蓄膿症)のまず治らないバージョン!ってこと。
(新しい病気だし、原因がある意味不明である)

エー?!治らないのぉぉぉぉぉぉぉ!!!と慌てることなかれ。

何を隠そう、私、当事者ですから。(まぁ嬉しくはないけどね。)

しかも、数年はこの症状を抱えていたと思われるし、
診断後、薬が終わった後は、特に何も飲まずに1年経過しました。
(現在、後鼻漏の症状を抱えて薬なしを継続中・・・)

・・・にしても、この病名にたどり着くまでかなり長かったです(苦笑

悪化する一方だった喘息咳を吸入薬で無理矢理ごまかしていましたが
いよいよ呼吸困難一歩手前という身の危険を感じて、2016年2月に
まずアメリカで初のアレルギー科へ通院しました。

・・・が結局、これといった解決策なく、薬を飲み終わり
その後は、イヤなので服用せず、大変な時は吸入薬でごまかし・・・
ドクターはそのままバッくれてしまいました。^^;
(ちなみにアメリカではそんな病名は言われてません。)

アレルギー科へ行った話はこちら

そしてその数ヶ月後、2016年の夏に日本で、
耳鼻咽喉科、アレルギー科を兼任している
ドクターの診療所へ行きました。

それは、2016年の夏時点で、ほぼ1年半以上、
咳と痰と喘息症状に悩んでいたからです。

自分なりに調べて、とりあえず自分は後鼻漏だってことがわかったんです。

そして、後鼻漏のセルフ療法がいいってことでいろいろ調べたんですが
結局、アメリカには良いミストが出る吸入器がなく断念。

更年期にしろ、何にしろ、そのせいで鼻水が鼻から出てこなくて
のどの方に回って、まずは喉が炎症を起こし、そのまま気管支も
炎症を起こし始めている・・・と素人なりに想像したわけです。

それで、日本のドクターへ行ったら、先生が私の鼻を中を診て、速攻で
「これは、○▲□&$#@*ですね」
って言ったんです。(血液検査などはなしで)

全く理解できる言葉ではなくw
「先生、紙に書いてもらっていいですか?」と
紙に書いてもらったのが「好酸球性副鼻腔炎」

結局、自分でネットで調べるしかなかったのだけど、
原因は白血球の成分のひとつで好酸球の数値が異常に高い
ということ。

好酸球は白血球の一部ってことは免疫力に関わるもので、悪いものが進入した時に
やっつけるために動きが活発になるものなのに、
通常でも数値が高い(ばい菌などに対して攻撃体勢だってこと)ので
自分の身体を攻撃してしまう(過剰反応)というわけです。

好酸球が多すぎることによる病気は他にもあるみたいなので、
興味のある方は調べてみてください。

ただ、この好酸球が悪さをしているってことで、すべての私の身体の不快なことの
説明がすべてつくこととなりました。

アレルギーって結局のところ、白血球がムダに働いてしまうことによって
自分の身体を攻撃することによってさまざまな症状がでてるわけですよね。

好酸球性副鼻腔炎での私のその段階での症状は、
鼻茸(はなだけ)がたくさん鼻の中にできてしまっていて
鼻水さえ前に出てこられない状態。(それで後鼻漏に)

また喘息や気管支炎とこの好酸球性副鼻腔炎は
高確率で併発する
と書いてありました。

「でも、私、鼻で息できてますけど?!」という状態で
鼻が特に苦しいという自覚症状はなかったんです。

蓄膿症っぽい症状があまりなく、喘息、咳、痰がほとんど。
人によってそーゆー症状の出方もあるんですね。

あと、そーいえば、私、無臭症(においがしない病気)で
アメリカにきて徐々に臭覚を失って行き、ついには全く臭わなくなり
ここ7年くらいは過ごしていました。

もしかしたら、死んだ母も、弟も無臭症なので
同じ好酸球性副鼻腔炎かもしれないな~と思って調べてみると

無臭症もやはりそうで、もうほとんどの不快な症状が全部繋がりました。

ただ、この好酸球性副鼻腔炎は、ただの鼻茸(好酸球性ではない)の
除去する手術を行っても、すぐにまた現れてきてしまうそう。
(通常は、それでかなり改善される。)

手術は意味がないと日本の耳鼻科の先生はおっしゃり
まぁそれが私にとってはよくも悪くも薬で対処、ということになりました。

1回目は抗生物質を出してくれましたが、1週間経って
アメリカに戻るフライト間近に再来院しました。

でも抗生物質の薬が、私の鼻茸には全く効いてなかったようで、
「あれ? 効きませんでしたね。じゃあ、鼻水を止める薬に変えましょう!」
と、アメリカに戻るというものあり、先生もかなり診断がテキトーでしたよ。^^;

アメリカなら、薬の種類が豊富なので、他の抗生物質を試したかもしれません。
(私は嫌なので、これで結果的にはよかったです。^^)

そして、1ヶ月ほど飲むという薬を出されて、アメリカに戻り
真面目に1ヶ月飲み続けました。

・・・でもね、別に変化なかったし、薬を止めてもほぼ変化なしでしたので
何のために飲んでたのか全く意味が解りません。^^;

あのヤブ医者〜〜〜! 面倒だからって難治病の診断したんじゃないのぉ?

と疑いたくもなりましたが、薬が終わった後は、やっぱり痰と咳が戻ってきて
毎朝、後ろに流れてしまった鼻水を排出するためにゲホゲホするのでそれがちょっと不快でした。

痰が続くってことは、咳も続くし、ぜーぜーと辛い症状もセットです。
(ちなみに、朝、夕方、たまに日中も何回かで、一回の咳症状は10分もないです。)

そこで、どうしたものかと思い、私がまず試したのは
「ビオフェルミン鼻うがい」です。
(これは2ヶ月で終了し、その後は普通の食塩水で。)

まだこの時点では、にんじんりんごジュースは試していません。

にんじんりんごジュースで喘息症状が改善?!

これが、意外や意外、役に立ちました。^^

もう、ビオフェルミンはとっくに切れましたが^^;
鼻うがい自体は、さぼってしまうこともありますが続けています。

鼻うがいの記事

それでは、また。