こんにちは、デリコです。^^
今、この記事を読んでくださっているあなたは「子宮頸がんの腫瘍のサイズが6センチです」とドクターに言われてびっくりされていることと思います。
もしくは、私と同じようにすでに治療は終わっていて、その時に言われたのかもしれません。
私の場合は、電話で軽い告知があったので(汗 サイズの話はそこまでのショックはありませんでしたが、ドクターに
どのくらいの大きさなんですか?
と自ら聞いてしまったので(汗 その答えが「約6センチ」ってことで最初は「6㎜の間違いか?」と思ったくらいです。びっくりしますよね。
なんとなく、一般的に
と思ってしまいがちですよね(汗
でも
それはそうとも限らない?!
というのが今、治療を終えた私が言えることです。
このページを読んでくださっているということは、すでに子宮頸がんであることを告知されて、ショックで落ち込んでいるところかもしれません。
もしくは、もともと大きかったしタチが悪いがんで再発の恐れがあるかも?とふと不安になってしまっているかもしれません。
でも、ちょっと落ち着いてくださいね。^^
子宮頸がんの腫瘍のサイズは必ずしもタチが悪いかどうかを左右しない
気休めで言ってるわけでもなく、悪性度(タチの悪さ)はサイズに必ずしも比例しないと今は言えます。自分がそうだったので。
結局、治療をしてみたら、放射線科のドクターの話ですが、
思ってたよりもおとなしい扱いやすいがんでした。^^
ということでしたから。
このように、実際には、手術をしたり、放射線をしたり、治療をしなければ、ドクターにも治療前はそこまでははっきり言ってわからないんですね。
1回目の照射で、腫瘍がどの程度小さくなるのかがわかるらしく、その治療の後、私のドクターは「すごく効果があった!」とても嬉しそうに私に報告してくれました。
もともと、あまり笑わないドクターなので、よっぽど成果が出たんだなぁと他人事のように感じていたのを覚えています。 サイズが大きくしかも進行がん(ステージ3以上)は成長が早いのかもしれないから、手強い可能性をドクターは考えるのでしょう。
私の場合は、内部照射の際に、
もしこれであまり効果がなかったら、さらにもう一回ちょっと違う方法で放射線を当てる別のプランB的なこともやりましょう。
と言われていました。
その「プランBは必要ないよ!」ということで、ドクターもとても喜んでくれたのだと思います。^^
肝心な私の方は、その時はまだ内部照射の治療の途中で、寝たきりだし、まだ体内には器具が装着したままで、嬉しかったけどヘロヘロで実感がまだあまりありませんでした(苦笑
日本のドクターはすぐに子宮全摘出となるらしい
日本のドクターはやたら切りたがるそうですが(苦笑 がんは切らなければおとなしくしているのに、切ったとたんに暴れだすこともあるようですから、手術だって慎重に決めるべきですね。
ただ、サイズ6センチは大きい方なので「手術ができない」可能性はありますよね。私のように。
また、日本や韓国はわりと手術をして取ってしまえば安心、という風潮が根付いてしまっています。
アメリカで出会った韓国のお友達も、私の場合は手術ができなかったのですが「どうして手術して取らないのか?」と、しつこく聞いてきたのを覚えています。
心配してくしてくれてのことなので、仕方ないんですけど、説明が大変でしたね(汗
子宮頸がんが6センチと大きいからといって悲観的にならないことが大事
口頭で
あなたの子宮頸がんは6センチあります
とドクターに言われただけだと、野球ボールのような大きな玉を想像しますよね。でも、実際には縦長で長い部分が6センチあるだけかもしれません。
横は5ミリくらいしかないかもしれないんです。
子宮頸部にへばりつくようにおできができてる?!
くらいに考えることもできます。
今回、私があまり悲観的に考えずに済んだのは、アメリカにいたから、というのが大きいです。
英語で言われるので、100%直接的な言葉で頭に入ってこないからです。
夫に後でよくよく説明してもらったり、大体の大枠がわかればいいやと思って聞いていたからですね。
それは病気に対していい加減にテキトーに考えるのではなくて
わかりもしないことを不安になっても仕方ない
と気持ちを切り替えたところがポイントです。
腫瘍の大きさは関係ない。悪いことばかり考えてしまって怖いけど、ドクター任せにせずどう治療するのかを自分で調べて考えて決めることが大事
腫瘍サイズが大きいからタチが悪いがんである
というのは、真実ではないので、まずはそこから抜け出しましょう。思考を切り替えるって感じです。
そして、あなたのがんがタチが悪いのかどうか、実はドクターにもわかりません。
ドクターにわからないものを、私たちがわかろうとしても無理すぎます(苦笑
だから、よくよくドクターと話をして(聞いてもらって)治療方法を決めてくださいね。(ドクターはカウンセラーくらいに考える)
決して100%ドクター任せで、すべて託してしまうのはいけません。
わからないなら少しずつ勉強しましょう。(よっぽどのケースでない限りはがん治療は緊急を要さないようです)
患者として知る権利があります。
それを知るのが怖いから、と調べもせず、考えもせず、お任せというのが一番まずいです。
思考停止が後々後悔を産みます。
きちんと調べて、知識をつけて、そのうえで悩み、決断したのであれば
それがたとえドクターが言った通りの治療になろうとも、自分の責任において決めたのであれば後悔はありません。
この治療で治すんだ!
と自分でも決心がついて治療を受けることが一番大切です。
だから、どうか私と同じように子宮頸がん6センチという大きな腫瘍を抱えているあなたも悲観せずに、しっかり調べて考えて自分の納得のいく治療を選んでくださいね。