子宮頸がんのステージ3でも定期PET検査の度にビビらないように

こんにちは、デリコです。^^

今日は、治療終了後4か月のPET検査の予約が入って、主治医とのアポイント(ビデオ)もその後に入ったのを受けて、ちょっと今の気持ち的な話をしておきたいと思います。

アメブロの方で、その経緯は詳しく書いていきますが、過酷な治療の後に、また「抗がん剤を二種類投与する」治療をやっていたはずでした。

でも、コロナやその他の不思議な偶然と要因が重なって、心の奥ではやりたくなかった治療が本当に中止になったんですね。

デリコ通常

本当に、本当にラッキーだったと今は思っています。

やっていたら、誕生日も最悪の体調だったでしょうし、母の日もぐったり死んだようになっていたでしょう。

そんなことも一切なく、平和で幸せな毎日をここまで送ってきています。

そして、時間ができたことできちんと今後の治療や検査との向き合い方なども考えることができました。

特に、腑に落ちていないのが

  • 予防的な抗がん剤治療
  • 再発や腫瘍のがんへの抗がん剤治療は本当にやる必要があるのか?

という話です。

私が今回受けるはずだった治療も、最初の治療が終わった後の2か月後に予定されました。

主治医は

他の人通常

このタイミングでやらないと意味がないんです。

というようなことを言ってました。

でもそれは、まだ研究段階の治療であることが大きく関係していて、ある意味、治療のサンプルを集めたい、ということも一方でわかりますよね。

結局、治療が中止になったのは、そういった「最先端医療」と言えば聞こえはいいですが、実験台的にやる治療だったことは明らかだし、だからこそ、NCCAのガイドラインに載ってなくて、保険会社から支払いの拒否をされたのだと思われます。

標準治療(手術、放射線治療、抗がん剤治療)について

デリコ泣きたい

イマイチよくわからない、気持ちはやりたくないけど、やらないと死ぬの?

みたいに思っている人は、まずは、標準治療に対して否定的な話、という情報をまずは自分の目で確かめる、というのは必要だと思います。

私もむやみに「標準治療は悪である」と言っているわけではないので。

現に私の最初の治療は、標準治療で、アメリカではもう100年以上の歴史がある「放射線+抗がん剤」の治療でしたからね。

ベースにあるのは石原結實ドクターの東洋医学的な考え

まず、私のベースにあるのは、大抵の病気は自然治癒力で治せるという考え方です。

人参りんごジュースを4年も飲んでいたり、朝をジュースのみで1日2食にしているのは、石原先生の影響です。^^

西洋医学のように、対処療法ではなく、根本的な原因を治すことに重きをおく東洋医学は、特に日本人である私たちの身体にはしっくりきます。

また石原先生は白血球の研究を若い時はしていて、白血病患者(血液のがん)の治療にもあたったことがある、ある意味「血液の専門家」です。

私が石原先生の話がしっくりくるのは、その東洋医学的な血液にまつわる理論が明快で、すっきりわかりやすく納得できるところです。

ガンに関しては、検査や標準治療を完全否定しているわけでもないですが、血液をキレイすることで大抵の病気は治る、という軸があります。がんも例外ではないという考え方ですね。

まず読み漁った近藤誠ドクターの書籍

せっかく治療が中止になって時間ができ、中止になった理由を突き止める間に、石原先生のではなく、近藤先生の書籍をまた読んでみようと思い立ったのです。

最初の治療の前には、敢えて読むことを避けてしまっていたから、というのもあります。

もともと2,3冊読んでいたんですが、まだ出版されていた本がたくさんあったので、さらに2,3冊購入して読み込んでみました。

いろいろ治療が保険会社から拒否された辺りから調べながら、近藤先生の本を改めて復習した感じですね。

近藤理論を読んだことで見えてきた代替療法の効果の真実

近藤先生の本を読んでいると、ふと、食事療法や他の代替え治療、免疫療法などは、それらが効いたというのも本当にあるかもしれませんが、どれも可能性はあるし、各患者のケースによるところも大きく、あまり確実性はなく、自分にも当てはまるか?というところで疑問が残るなぁと思えるようになりました。

確かに「腫瘍のがん」というくくりでみれば、いいのかもしれませんが。

だから私なりの解釈では、

単純にこういった標準治療以外で治った人の共通点は、免疫療法などが効果があったという理由よりも、たったひとつの理由「抗がん剤治療をやってない」「抗がん剤治療をつらくて途中でやめた」から生き延びているんじゃないか・・・?!って気が付いたわけです。

ちょっと極論過ぎる部分もあるんですけどね(汗 ただ、

抗がん剤治療をやらない

という決断も実は今の世の中ではとても勇気のいることだし、頭では石原先生や近藤先生の言っていることを理解できても、がん治療は「標準治療が最善」という世の中の風潮なので、

他の人困った1

お医者さんが推薦する標準治療をやらないなんて「死ぬ気?」

って思われるんだろうなぁって感じる部分もあります。

それでも、標準治療(特に抗がん剤)をやらなければ、どんな治療であっても治る、完治する、という考え方もありだな、って思ってます。(標準治療的には元も子もない感じですけどね)

今まで読んできた食事療法などの本もそうなんですが、これで治った、あれが効いた、みたいな話がもちろん実際に治った人の症例もいくつか出てきます。

でも、どれとして、再現性がある確実なものってないと思うんですね。自分でやってみるしか結果はわからない、という感じです。

近藤先生の話によると、「本物のがん」「がんもどき」があるそうで、がんもどきなら消えたり、共存可能という印象があります。

本物のがんは、治療をしたら余命が延びる可能性があるような場合もあるようですが、その場合の生存期間は2年くらいと書いてありましたね。

一概に標準治療がダメってことはないんですが、例えば、小林麻央さん、川島なおみさんやスティーブジョブズ氏のように、最初は拒否して民間療法に頼ったところ、結局、標準治療を取り入れた時には手遅れだったらしい、ということで、彼らのがんは、本物のがんだったのかな? と思うわけです。

どちらにせよ、代替治療や免疫療法も、それだけではなかなかがんをおとなしくさせるのがうまくいかない場合も多いのだなと今は思っています。

私の両親の場合を思い返してみた

49歳で子宮筋腫の手術後の定期健診で大腸がんが見つかった母

まずは母なんですが、子宮筋腫で手術をし、その定期検診の中で大腸がんが見つかってしまいました。

まさに検査で見つかった「初期のがん」だったはずです。私も同じようなものですが(汗

手術をして、その切った大腸と腫瘍を見せてもらいましたが、そこまでグロイ感じのものではなく、クリーム色っぽい腫瘍だったのを覚えています。ポリープとかに近い感じだったような気もします。

そして退院して3,4か月で仕事にも復帰して元気にしていたある日の検査結果で、背骨の裏の変に転移が見つかったと言われてしまいます。

手術をするため(また?!)背中を開いたものの、場所がむずかしく手術が無理でそのまま閉められ手術はしていません。

その後、再発にも関わらず、抗がん剤治療をやったりしましたが、再発から1年足らずで帰らぬ人となりました。

今から思い返してみれば、再発の診断や、治療が必要だったのか今は疑問です。

あれは「がん死」ではなく、まさに「がん治療死」だったのではないか? と思うワケなんですね。

咳で内科へ行ったら要精密検査で食道がんが見つかった父

そして、食道がんだった父の場合。

父の場合は、今も悔やまれるのが、手術に反対しなかったこと。

がん手術の中でも、むずかしい手術のトップともいわれる手術で、食道を全摘して、胃をひっぱってきて繋げるというものでした。

デリコ泣きたい

私の無知さ加減も腹立たしいったらありゃしませんね(涙

食道がんの手術の後は、予後も食べられないので大変でした。父がもちろん一番辛かったと思いますが、継母が大変だったと思います。

あれこれ工夫を凝らして食事を作っていたという話は後から聞きました。

そんな風に、予後の生活の質(QOL)が一気に下がってしまうのも考えものですよね。

父の場合も、そんな過酷な手術をしたにも関わらず、数か月後やはり転移してしまい、また放射線治療や抗がん剤治療を行いました。最終的に肝臓へ転移して、なすすべなく最後は何もしなかったので、それが逆に幸いし、自宅療養で4か月ほどのんびり過ごせたと思います。

こうして見て見ると二人とも

「最初の診断 ⇒ 手術(+抗がん剤治療) ⇒ 再発 ⇒ 抗がん剤治療」

をしたけれど、改善されずに、約2~2年半の闘病(療養)生活むなしく他界、という状況でした。

だから、初発のがんでの治療はやっても、再発での標準治療、特に抗がん剤治療にどうも納得がいかない私なのです。

予防的な抗がん剤治療なんて意味あるのか?

そして激しく疑問なのが、私がやるはずだった「予防的な抗がん剤治療」です。これなんか、今となっては意味不明です(苦笑

今回のことで、主治医のドクターFに対して、若干不信感を募らせています。

PET検査や他の検診も近藤理論ではやらないという選択もある

結局、医療業界の金儲け主義の構図が、いろいろ調べれば調べるほど見えてきてしまって「アメリカよ、お前もか」と一瞬思ってしまいましたが、日本よりはマシという感じはしています(苦笑

医療大国アメリカって話は本当だと思うし、いい意味で合理的な部分は評価できます。最新技術が生まれやすいのも事実だと思ってます。

なによりも、アメリカの場合は、子宮頸がんの場合は、「放射線治療+抗がん剤治療」が手術と同じくらいの成果がある、というのが常識なのでむやみやたらに全摘手術を推奨せず、子宮や卵巣を失うことがないわけですね。もっと慎重にそこは判断するってことです。

ステージ1とかであれば、簡単な手術で終わるので行うケースもあるでしょう。

そんなアメリカであろうと日本であろうと、検査は検査としてやると決めたなら、まずは検査に引っかからない生活習慣をしっかり続けることも大事ですね。

そして自信を持って検査に挑む、という気持ちの部分も大事かなぁと思います。

検査の度に心配になるなら、近藤先生曰く「検査を受けない」という選択もあります。

近藤先生は、自分が受け持った患者さんも、治療が終わったら「もう来なくていいですよ~」って言うらしいですから(笑 そんながんドクター見たことないですもんね。

私は、

デリコ通常

今回のPET検査の結果は、あまり心配していません。治療したのに、治療前でも転移がなかったキレイな身体がおかしなことになってたら、それこそおかしい!

って思うからです。

それこそ、まさに「治療のせいでおかしなことになった!」って思いますもんね。

また報告しますね。