子宮頸がん抗がん剤治療の副作用【デリコの体験談】

こんにちは、デリコです。^^

子宮頸がん抗がん剤の副作用ということで、私の体験談ですがお話していきます。

抗がん剤での副作用について調べる理由っていうのはだいたい「副作用がどのくらいつらいのか?」ってところだと思うんですよね。

デリコ通常

幸い今回の治療の場合「髪を失う」副作用はありませんでした。

ただ、これってブログなどを読んでも辛さが伝わってこない、わかりにくい、それで? みたいな話が多いんです。

自分が実際に体験してみてわかったことは「確かに伝えにくい」というのがあります(汗

なんとも「説明しようのない苦痛」なんですよ。「死んだ方がマシ」と思うくらいなのにうまく説明できないのです。

まえおきとして・・・

デリコ通常

私の場合は、子宮頸がんステージ3で診断も治療アメリカでの話です。やった治療自体はスタンダードと言われる標準治療ですが、日本ではすぐに手術となる傾向にあるという印象です。でも、実際には、手術も放射線治療も抗がん剤治療も自分で決められるということを心の片隅において、最後は自分で治療のやり方を決断する助けになれば嬉しいです。^^

抗がん剤の副作用の怖さ

つまりこれは私なりに考えた答えは「気力ゼロ = 無気力」の状態だと思います。

倦怠感とかダルイとかそんな程度の話ではないのです。

もしかしたら、カラダは無理矢理動かそうと思えば動くはずなんですが、気力ゼロだと頭(脳)が働かず、最低限のことでしか動きたくなくなってしまいます。

それが「気力ゼロ」の状態かと思います。

小さいお子さんがいたりすれば、その気力が理性というか母性が働いてゼロにならないのかもしれません。

私の場合は、息子は13歳でむしろ夫に任せた方がラク、という年齢でもありましたから、余計に気力ゼロ状態が長引いたと思います。

そして、この状態を私は「がん」が生きる気力を失わせるとずっと思っていたんですが、本当は、がんではなく、「抗がん剤の副作用」が生きる気力を失わせていたのだ、とわかりました。

つまりは「抗がん剤」は、生きる気力を失わせる、私にとってやはりとんでもないものであることを再確認したんですね。

抗がん剤の副作用の辛さを前もって知ったところで役に立たない?!

実際に、治療前にどんな抗がん剤の副作用があるのか? というのは説明されますし、ネットでもいくらでも出てきます。

正直、投与してみないことにはわからないという何とも頼りない状況で(汗 ありとあらゆる抗がん剤の副作用の可能性があるので、自分がどれになるのかわからない、のが「抗がん剤の副作用」説明の時にも必ず言われます。すべては可能性である、だけの話です。(受け取り方次第ですね。)

そして、私が出した答えは

デリコ困った

人によって違うのなら、最初から詳しくは知らない方がいい

ってことです。

元も子もないですが、これが真実です。調べて知っても、考えても不安になるだけで、前もって知ったところで何の足しにもならなかったですから。

であれば、治療をやると決めたのであれば、治療をして実際にやってきた目の前の抗がん剤での副作用の苦痛が早く過ぎ去るように、静かに待つしかないわけですね。

実際「死んだ方がマシ」と思ったのは、私は抗がん剤の副作用が主で、放射線治療の副作用の下痢がひどいのが合わさって二重の苦しみだったと今は思っています。

薬で緩和できる抗がん剤の副作用

ちなみに、薬で対処するのが日本もアメリカも同じだと思いますが

薬で対処可能な副作用

・吐き気
・倦怠感(疲れ)

この2つだけです。

この2つは、抗がん剤投与の日に点滴でも投薬します。

つまり、薬によって

副作用の対応に使う薬について

・吐き気止めでは、吐き気が緩和(時間間隔が決まっているが吐き気が収まるまで服用可能)
・ステロイド系の薬で倦怠感を緩和(抗がん剤投与の翌日と翌々日までだけ服用)

これだけは治療と込みでドクターサイドが行ってくれることです。確かに薬はよく効きましたし、吐き気は特に私は少ない方でした。

一方で、私は放射線治療で下痢が毎日続きひどかったので、ドクターの指示で市販の下痢止めの薬を気休めに服用しました。

一時、あまりにひどいのでドクターが下痢止めの薬の処方箋を出してくれたんですが、途中で服用は中止して市販のものに変えました。

後は副作用を軽減するだろうということで、サプリメントや食品などのアドバイスもしてもらいましたが、それは任意なので服用は絶対ではありません。

私が抗がん剤の副作用の軽減のためと思ってやったこと

他の記事でも書いてると思いますが、ここでも一応書いておきますね。^^

・にんじんジュースや他の野菜ジュース(1日500mlを2~3回飲む)
・糖質制限(食べられなくなったので最終的にはできたのかも?)
・サプリメントの服用(途中からできなり、回復後再開)
・半身浴(治療前半のみ、最近再開)
・日々の神頼み

メインでやっていたことが以上で、治療中も挫折せず、今も継続しているのはジュースだけです(苦笑 今は朝の1回だけ飲んでます。

神頼みでさえ、途中で全くできなくなってたと思います(汗

結論:子宮頸がんの抗がん剤の副作用は個人差があるし避けられない

というわけで、子宮頸がんの抗がん剤の副作用が他と違うってこともないだろうし、私が言えることはここまで書いてきたように「避けようがないもの」として受け入れるしかありません。

吐き気は吐き気止めで割と治まったのか、一度も吐くことはありませんでしたし、ステロイドも服用していた2日間だけは効いたと思ってます。

ただ、前もって辛さがわかっていたからといって、気力の部分はどうしようもなかったですね(涙

少しでもカラダの苦痛を緩和するためにできることはないわけじゃないので、できる範囲でやってみた方が良いと思います。