喘息咳が一番ひどかった時の症状(ドクターにかかるまで)

こんにちは、好酸球性副鼻腔炎のデリコです。

今日は今の住まいに引っ越してきてから発症した咳喘息のピーク時の症状をお話しようと思います。

ただその前に、その症状の始まりや、私の喘息経歴などもお話したほうが、より分かりやすいと思うのでその辺も簡単にお話しますので、デリコの喘息の経歴なんていらん!って方は後半からお読みください。

ただ、どんな変化があったのかも分かったほうが理解が深まるのでぜひあとで前半も読んでみてくださいね。^^

まずはもともと子供のころは喘息持ちで、風邪をひくとたいてい悪化して喘息になりぜーぜーそれはそれは息も絶え絶えなくらいに苦しかったです。

吸う方ができなくて苦しいタイプでしたね。

20代から30代は、アトピーがひどい時は喘息症状はなく、32歳の時に風邪をこじらせて何十年かぶりにそれこそ息も絶え絶えな状況にまでなってなんとか一晩越せたなというのがありました。

台風か何かで雨がザーザー降っていた記憶があるので、今から思えば低気圧のせいでもあったでしょう。

おかげさまで喫煙者でしたが(汗 そこでタバコもすっかりやめました。
(そもそも吸ってたことがありえない!)

それを最後に、また喘息のことは忘れてしまうくらいでアメリカにきてここへくるまで、吸入薬ももう手元にはありませんでした。

アメリカにきたのは、36歳でしたが、その後もここに越してくるまでしばらくは全く喘息で苦しむことはなかったです。

お酒も、適量であれば、夏場は毎日大好きなビールを1缶夕飯時に飲めるくらいでした。^^

今の住まいに引っ越してきたのは、40歳も超えたアメリカ生活も5年を超えたあたり。
2年目の11月くらいからタンが絡むようになりました。

最初は、アレルギーの季節だし、アレルギーの症状が私に場合は
鼻じゃなくて咳なんだな、くらいに思っていました。

それが鼻の病気につながってるなんてこれっぽっちも思ってませんでした。

無臭性はすでにわずらっていましたが、亡き母がそうだったので
遺伝でしかたないんだ・・・と思って諦めてました。

祖母は喘息もちでしたが、母は違いましたし、兄弟の中でも喘息は私だけが
生まれつき持っていたんだと思って育ってきてきました。

喘息もアレルギーだし、最近は大人になってから咳喘息になる人も多く
私の周りでも、子供のころはそんなこと聞いたことなかった
大人になってから喘息を患って吸入薬を常に持ち歩くような友達が何人もいました。

いまや、喘息、喘息咳を患っている人なんてごまんといて
少しもめずらしくもなんともありませんよね。

今から思えば、私が子どもの頃の昔は、
今ほど多くなかったような気がします。

そして、この州は、全米でも特にアレルギー物質が多くあるエリアで
ここへ引っ越してきてからアレルギーになった!という話もちらほら聞いていました。

そんなこともあって、まぁ仕方ないね、と思っていたし
いざとなったら「吸入薬」でなんとか凌げるからいいや、くらいなものでした。

最初はそれほどひどくもなかったし、あまり深刻には考えていなかったんですね。

でも、その喘息咳の症状は、冬が過ぎても治まらず、春にはまた花粉などが飛ぶので
そのまま続き、夏になっても止まらず、あっという間に1年が経ってしまいました。

年齢的なものもあって「更年期でそういった症状がある」というようなことが
ネット上でも普通に情報があったので「更年期かな」とも思っていました。

更年期障害は、いつからいつまでというきっちりとした期間があるわけじゃなく
個人差があるので、理由付けとして納得するには十分でしたよね。

よくなるどころか、ますます酷くなるタンと咳

タンがとにかく絡んで、毎朝そのタンを吐き出す戦いでした。

そして、いつの間にか、それに伴って咳が出るようになり、その咳も
少しずつ酷くなっているのがわかりました。

今までなら、シーズンが過ぎれば自然と治まっていたのに、
一向に治まる気配がありませんでした。

最初は、日本から持ってきた喘息の薬を飲んだりしていましたが
それはすごく眠くなる成分が入っていたので、夜しか飲めません。

また、ここで手に入るシロップ状の咳止めは副作用や常用はよくない、
特に子供には飲ませないほうがいい、みたいな噂があって
服用する気にはなれませんでした。

そこでふと、どうしてこんなに長引いているのか不思議になって
ネットで調べてみたところ「後鼻漏(こうびろう)」の症状がヒットしました。

簡単に言ってしまうと、鼻水が前から出てこないで、
後ろ(喉の方)へ流れてしまって、喉に炎症が起こったりする症状のこと。

その後鼻漏を調べて行ったら、ミストを吸引するようなものが
自宅でできるセルフケアということで、鼻や喉をきれいにして
症状を緩和する
というのがわかりました。

それを使いたくてわざわざ日本から送ってもらっても、
それをアメリカで使うことができず、やむ終えず断念します。

そのくらい、症状は悪化していたし、その頃は特に夜にちょっとタンが絡みだすと
決まってひどい咳に発展し、ぜーぜーと喘息の症状になってしまって
やむなく吸入薬を使って鎮める・・・というのを繰り返していました。

さらに悪化してくると、朝方必ず咳き込んで目が覚め、しかも
それがちょうど目覚まし(5時半)の30分前とか1時間くらい前でした。

朝の症状が当たり前のようになってくると、夜中にも薬が切れるからなのか
咳き込んで目が覚め、吸入薬を服用しないと眠れないという状態に
なっていました。

最初は夜や朝方に吸入薬を服用するだけだったんですが、
昼間もタンが絡み、咳が激しくなって、喘息症状になってしまって
吸入薬を使うようになっていきました。

そして、いつものようにタンが絡みだして発作っぽい感じになった際に
咳が出始めるとすぐに胸(肺のあたり?)が締め付けられるような
痛いわけでもないんですが、苦しいというかなんともいえない圧迫感に襲われ
直感で「息ができない!!!」と感じながら、慌てて二回へ吸入薬を取りにいきました。

吸入をすれば一発で治まるのですが、これはこの1回目の発作をきっかけに
一度起こり始めたらたびたび起こるようになってしまった
のです。

挙句の果てには、痛み止め(イブプロフェン系)やいちごを食べても
その発作が出るようになってしまった
し、夜もよく眠れていない日々が
続くようになってしまい
ました。

それで意を決してアレルギー、喘息が専門のドクターにかかることにしました。
通常は、ホームドクターに紹介してもらって専門医にかかるのが
アメリカのほとんどの保険が適用しているルールですが
うちのはいきなり専門医にアポイントが取れるものだったのでそうしたまででした。

そのときの話は別の記事で書いています。

そういうわけで、息ができない!と感じたときは、
このまま放っておいたら死ぬかも?!と思ったのもあって
嫌々ドクターへ行ったのです。^^;

くわしくは上記記事を参照して欲しいのですが
今は、朝ちょっとタンが絡む程度の毎日ですが、こうやって振り返ってみると
結構酷かったし、吸入薬も、1日使える最大の3回はほぼ毎日使っていたことになります。

この生活になってしまうと、ホント吸入薬が欠かせないですよね。

でも、今ではにんじんりんごジュースを半年飲んだ時点から
ひとまず吸入薬を一切使わない毎日を送れています。^^

(半年経過中・・・)

興味があれば、ぜひそちらの記事も読んでみてくださいね。

では、今日はこの辺で!